ご家庭で、衣類はどのように保管されていますか?
大切な衣類を長持ちさせるための
■防虫対策 ■防カビ対策 ■変色防止
■収納上手 ■型くずれ防止
をクリーニングのプロがアドバイスいたします!
クリーニング店からお渡ししているハンガーはご自宅までの臨時用です。コートやスーツなど重さのある衣服、サイズの大きい衣服などは厚みやサイズにあったハンガーで保管してください。細いハンガーは型くずれの原因になります。
タンスの中の湿気は、上から下にこもりがちです。上段にはシルクやカシミヤなどのおしゃれ着。中段にはポリエステルなどの化学素材。綿・麻などの洗濯しやすい衣服は下段がお勧めです。
クローゼットのホコリは床面の隅に溜まりやすいものです。ホコリの中には衣服の害虫が住んでおり、「カビ」も存在しています。特に気温が上がり湿気が多くなる5月からは、まめなお掃除をお勧めします。
ビニール包装紙はお持ち帰りまでのホコリよけです。ビニール素材は湿気がこもりやすく、ビニール原料の化学反応で繊維が変色するなど衣服のカバーとしてそのまま収納するには向いていません。
紫外線(太陽光や蛍光灯)に注意してください。変色だけでなく生地そのものを傷めてしまいます。衣服も人間の肌と同様に紫外線から守りましょう。
「クリーニングを済ませた清潔な服」と「汚れたままの服」を一緒にしない
「汚れ感染」に要注意!「湿気」「害虫」「カビ」などがクローゼット場所全体に持ち込まれることになり、目に見えない汚れがうつってしまいます。
着用した服は目に見えない「皮脂汚れ・ホコリ・食べこぼし」などが付着しています。保管する前には必ずクリーニングを。